番外編(ノースの99冊)

ノースレイクの99冊
推薦していただく際に、添えられた言葉、1冊1冊の丁寧な解説、選んでくださった理由が、実に本に対する想いが満ち溢れていましたので「番外編」として公開させていただきます。

⚫︎我孫子の子供たちに読んでもらいたいなーという気持ちをこめて、ぜんぶ絵本から選びました。できれば男の子たちに読んでもらいたいなあー(マックロマンス)

⚫︎作品ではなく、本ですね。おすすめの作品の入っている短編集でも、よいわけですか。新旧、国内海外、問わずでよいんですかね。(中略)上2つの短編は、すげー、いいですよ。(尾崎克之)

⚫︎①三四郎(夏目漱石作)、モデルの小宮豊隆は私が育った故郷出身で学校の先輩でもあります。②田舎教師(田山花袋)、田舎の青年の悶々とした心情に自分を見る様でした。③人間失格(太宰治)、太宰が入水自殺した玉川上水の近くに学生時代住んでいました。以上です。(木下元)

⚫︎夏の暑さも忘れるほどグイグイ引き込まれてしまう&どれも難しくなく、サラッと読めて、普段あまり本を読まない人でも楽しめる小説たちではないかと思います。加えて3冊とも、実話を元にしたフィクションという僕好みのチョイスです。(落合正和)

⚫︎未知の贈り物は、南の島の美しくて不思議なお話。
夏といえば海、海の女と書いて「海女」。「海女のいる風景」は溜め息の出るような美しい海女の身体と逞しさあふれる営みが素晴らしい一冊です。
最後の日本文学全集は、池澤夏樹が選ぶ日本を考察する上で欠かせない巨人4人の作品集。お盆、祭り、先祖、故郷という言葉が多く飛び交う夏だからこそ、こんな一冊も良いと思いました◎(小原愛)

⚫︎この3冊をバッグに入れて、それほど遠くなくてもいいから、のんびりできるところに旅行に行きたいなぁと妄想が膨らんでしまいます。(染谷善之)

⚫︎異邦人(カミュ)とかも浮かびましたが、被りそうだなあとやめました(笑)タブッキは夏かどうかわからないんですが、暑苦しい迷宮感で選びました(安田寿之)

⚫︎2冊は直ぐに出たのですが3冊目で悩みまして…(加島乃理子)

⚫︎1)『滝平二郎きりえの四季 ほたる』(滝平二郎 著 講談社 昭和52年)→柏市にアトリエを構え、『モチモチの木』などで知られる滝平二郎さんの切り絵絵本です。四季のシリーズのうち「ほたる」の巻は、日本の古き良き情景を伝える、この時季にぴったりの本。ああ、今年のお盆も祖母の家に行こうかな・・なんてつい考えてしまいます。ただ、古い本なので今は巷にあるでしょうか? 

2)『THE SECRET BEACH VOL.7 NEW ZEALAND』(2012年)→筆者のTakanashi Masakiさんが広告製作会社の仕事の合間を縫って、一人で作り上げた『海図なき航海』を続ける本です。筆者自身の海とともにある旅の記憶を、美しい写真とともに追想できる素敵な本です。VOL.7では南房総にある「Sand Cafe」マスターの声も記載されております。バーコードが無く、恐らく自費出版。このような本でも大丈夫でしょうか?ちなみに私は、Sand Caféや、同じく南房総のカフェ「シラハマアパートメント」でSECRET BEACHのバックナンバーを購入しました。参考までにアドレスです http://www.the-secret-beach.com

3)『インド旅行記1 北インド編』(中谷美紀 著 幻冬舎文庫 平成18年)→つい最近読んだ本です。なんだか最近、アジアや中南米の旅の本を読みたくて・・。女優の中谷美紀さんが8月から9月にかけて行った北インドの旅行記です。通常の観光とバックパッカーのちょうど真ん中くらいの、過酷すぎず、穏やか過ぎずの旅をされているので、多くの人にとって読みやすいのではないかなと感じました。ヨガ体験の記述もおもしろく、自分もひと頑張りして行ってみようかなと思わせるような、わくわくする気分にさせてくれます。(沼尻亙司)

⚫︎いろいろ考えましたが、何回も読んでいる好きな本にしました。(安田庄司)

⚫︎大人から子供まで楽しめる、夏っぽいもの選んでみました。夏に、いい具合に脱力してください(笑)(西廣美穂)

⚫︎「ダルマ・バムズ」はゲリー・スナイダーら50年代末Pre Summer of Loveの、「ラスベガス・・」はその波のアフター・ドキュメンタリーだったね、とこの間インタビューした、ボズ・スキャッグスと話していました。金井美恵子デビュー作は「あっ、クラリ・・」夏の最初のめまい体験です。*サマーリーディングの3冊(子供たちにオススメです)★「飛ぶ教室」「わたしが子供だったころ」エーリッヒ・ケストナー★「リズム / ゴールド・フィッシュ」森絵都★「夜、空をとぶ」ランダル・ジャレル・作、長田弘・訳、モーリス・センダック・絵・・・★E.L.カニグズバーグ「クローディアの秘密」(岩波少年文庫)を追加してくださ〜い。あっ、4冊になっちゃう?でも、姉弟でNYの図書館にこもるメチャおもしろ物語だもの〜(室矢憲治)

⚫︎My pleasure!(宮内俊郎)

⚫︎1、2フィニッシュ!!(内山章)

⚫︎夏と聞いて、ハイラインの夏への扉!と思ったんですが、タイトルだけであんまり夏らしくないので、遠慮しました。(笑)(松井敬治)

⚫︎1)終わりの感覚 by ジュリアン・バーンズ、新潮クレストブックス(原題The Sense of An Ending by Julian Barnes)
http://honjitsurecipe.com/2013/01/20/%E5%B9%B4%E3%82%92%E3%81%A8%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%82%82%E6%82%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%9F%E3%80%80the-sense-of-an-ending-by-julian-barnes/
3)Atlas of Remote Islands by Judith Schalansky (英訳版)
Judith Schalansky (著), Christine Lo (翻訳)
http://honjitsurecipe.com/2012/12/30/%E8%A1%8C%E3%81%8F%E3%81%AF%E3%81%9A%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9B%A2%E5%B3%B6%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89/
(ベイツ陽子)

⚫︎こういう企画って,いいですね。柏~我孫子を本の町に!!(奥山恵)

⚫︎僕もこの機会に再読しようかと店に持ち込みましたー(濱崎広嗣)

⚫︎まず「醤油鯛」沢田佳久著。夏になると海に行きたくなりませんか?海に行くと魚の形をした醤油の容器が落ちてませんか?(海以外にも落ちてますけどね)これはあの醤油入れたちを学術的(!)に分類した本なのです。大人も子供も自由研究にどうぞ。2冊目。「Focus in the Dark 科学写真を撮る」伊知地国夫著。ちょっと面白い写真の撮り方を解説した本。これを読めば自宅でミルククラウンが撮れる!汗だらだらしながら熱中してしまうこと必至。大人も子供も自由研究にどうぞ。3冊目。「風景スタンプワンダーランド―郵便局にある風景入り消印の楽しみ方」古沢保著。普段、学校や会社でなかなか風景印をもらいに行けない人も夏休みにぜひ風景印デビューを♡と思って、選びました。新・風景スタンプ集もぜひお供に。大人も子供も自由研究にどうぞ。
あとこの3冊を選ぶ前にカミュの異邦人や安部公房の砂の女を候補に入れていたのですが、両方とも「新潮文庫の100冊」に入っていて、かぶってるのが悔しくて(笑)変更しました。でもやっぱり夏にオススメ。(エハガキ華)*Twitterより

⚫︎Karen Russellは今、勢いに乗っている方で、以前からとても好きな作家です。これからどんどん日本語にも訳されてくると思います。こちらの本は数年前に読んで、エージェンシーに版権の有無を問い合わせたのですが、すでに契約済みでした。
翻訳大賞にもノミネートされていましたので、ご存知のかたもいらっしゃるかも。
表題作では、狼に育てられた少女が「人間」としての教育を受けさせらるお話です。なつかしの我が家、狼の巣穴に戻ったとき、少女が感じたことは...ファンタスティックな設定にユーモラスな描写、しかし心の底を突き刺されるような鋭くもみずみずしい感性が感じられます。不思議な読後感を味わった一作でした。

『ストーナー』は翻訳大賞の読者賞に選ばれた作品です。人に薦められて一気に読み終えてしまいました。大きな事件が起こるわけでもなく、特別ユニークな人物が登場するわけでもありません。ストーナーという農家出身の男性が文学に喜びを見出し、大学の教師として教える喜びを知り、結婚し、娘をもうけ、ある女性と激しい恋に落ち、学内派閥の争いに巻き込まれ、病に臥せって、その生涯を終えるまでを描いた作品です。翻訳のすばらしさもあって、行間からこぼれるさまざまな余韻がまぶしいほどです。

『二人の老女』つい先日、訳者の亀井よし子さんにお目にかかって、いろいろなお話をうかがいました。ただ口あたりのよい文章がよいのではなく、原文に忠実に著者が言わんとしていることを伝えうる表現。文学としての翻訳のおもしろみを語るお姿が印象的でした。こちらの本もその醍醐味が味わえる一冊です。アラスカ州の先住民の言い伝えを、1960年生まれの著者が書き起こしたものです。大寒波と飢餓に見舞われて、お荷物な存在として捨てられた二人の老女。しかし、彼女たちは矜持をもって生き延びます。

夏じゃなくてもいいのでは?とはおっしゃらないでくださいね^^
比較的最近、読んだものを中心に、時間のあるときにゆっくり読んでいただきたい本を選んでみました。
(藤田優里子)

⚫︎「この図鑑少年の中の、、、どれだったかな、、、友達が私の絵を見たときに思い出した話なんですって、、、これ、『穴池』、、、」(3冊の本を持って直接お店に来てくれた村松佳子)

⚫︎1.ツイッター社会論 津田大介
http://tsuda.ru/book/2009/11/49/(著者公式
独特の世界観で登場したツイッターでしたが
なにがなんなのかわからないなか
指針となった本です
SNSなど興味のなかったので
これだけ長く見てるメディアになるとは思いませんでした
状況は当時と大きく変わりましたが
いまでもツイッターにこだわっている理由が
ここにあるのだとおもいます

2.希望の国のエクソダス 村上龍
http://goo.gl/xWdLWY (アマゾン
読むのが遅いのですが
かなりのスピードで読み終えたのが印象に残ってます
いまおもうと僕の中で第二期社会憂う期だったようで
どうすれば変わるのかの壮大な社会シュミレーションのように
展開していく内容に引き込まれました

3.知ろうとすること 糸井重里 早川龍五
http://www.1101.com/shiroutosurukoto/ (公式
どうすりゃいいのか複雑すぎて
理解をやめようとしていたときに
冷静な角度で解説されていて
考え方の一助となりました
(Junnobo Sasaki)

以上、敬称略。順番には特別な理由はありません。
記事の掲載に問題のある方はご連絡ください、速やかに対応させていただきます。

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Sorry, the comment form is closed at this time.